2018-07-09 第196回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
○福井国務大臣 北方四島における日本人墓地につきましては、所在場所が特定できず、墓参が実施できていない墓地が複数箇所あったことから、平成十年度、平成十一年度に、元島民団体の皆様方が現地調査を実施をしていただきました。ロシア側から現地調査の調整がつかなかった一カ所を除きまして、墓参が未実施となっていた全ての墓地の所在が確認されたわけでございます。
○福井国務大臣 北方四島における日本人墓地につきましては、所在場所が特定できず、墓参が実施できていない墓地が複数箇所あったことから、平成十年度、平成十一年度に、元島民団体の皆様方が現地調査を実施をしていただきました。ロシア側から現地調査の調整がつかなかった一カ所を除きまして、墓参が未実施となっていた全ての墓地の所在が確認されたわけでございます。
○国務大臣(山本一太君) ただいまの島尻委員の委員派遣報告及び林委員長の御発言を拝聴させていただき、林委員長並びに委員各位におかれましては、納沙布岬からの北方領土視察、元島民団体や地元首長を始めとする関係者との意見交換、関連施設の視察など、北方領土問題に真摯に取り組んでおられることに対し、改めて敬意を表します。
さらには、今月六日、私自身も、元島民団体である千島歯舞諸島居住者連盟青年部の元島民後継者世代、舘下後継者活動委員会委員長等とお目にかかりました。この方々がITを利用した活動を大変活発にやっておられまして、そこら辺のことも聞かせていただきましたし、今後の後継者支援についてのヒントもいただきました。
昭和二十五年から、サンフランシスコ平和条約の締結の機運が高まったことを背景に、根室市や札幌市を中心に北方領土返還要求を求める声が強まり、次々と元島民団体が結成され、その後、大同団結が図られ、昭和三十三年に、全国唯一の元島民団体として、社団法人千島歯舞諸島居住者連盟が設立されたものであります。
ですから、これは再三再四のお話になりますが、千島連盟というのは、四島、すなわち、択捉、国後、色丹、歯舞群島から引き揚げてきた元島民団体の組織でありますから、あくまでも四つ返していただきたいというのが基本であるけれども、先ほどもお話ししたように、ここは両首脳が決めたことに従おうねということで、住民のニーズの中ではそういう話をさせていただいております。 二つ目の質問であります。
これは、千島列島居住者連盟を中心に、千島引揚同胞援護会あるいは色丹島帰住対策協議会等の島民団体が大同団結いたしまして、北方地域元居住者を会員とする総理大臣許可の社団法人として設立されました。平成二十年に創立五十周年を迎えた団体であります。 この団体から、実は八月三日に当委員会で、参考人質疑ということで、意見の聴取をさせていただいたところであります。
その後こうした元居住者団体の大同団結が図られ、昭和三十三年に全国唯一の元島民団体として内閣総理大臣の許可を受け、社団法人千島歯舞諸島居住者連盟が設立されたところであります。 以来、当千島連盟は、父祖伝来の地であり、ふるさとへの帰島を熱望する会員の総意を結集して、北方領土の早期一括返還を掲げ、領土返還運動の先頭に立って活動を続けて現在に至っております。
そして、その後も、元島民団体であります社団法人千島歯舞諸島居住者連盟あるいは運動関係者の皆様方、こういった方々とも直接お会いする機会がありました。 そういった機会を大切にしながらいろいろお話を聞かせていただいてまいりましたが、今後もぜひ、今委員御指摘のように、多くの関係者の皆様方と直接お会いしてお話を聞かせていただくこと、しっかりと大切にしていきたいと思っております。
先日の新聞報道におきまして、北方四島の人道支援事業の一部を元島民団体である千島連盟が引き継ぐということにつきまして、千島連盟本部は、これは受け入れを真剣に検討しておりますけれども、連盟の中心である根室支部は反対姿勢を崩していないというふうな記事が載っておりました。
元島民から、先ほど来、残置財産や旧漁業権に対する補償や、登記など財産権の保全、千島歯舞諸島居住者連盟など元島民団体への助成の拡充など、さまざまな要望を聞いておりますが、私といたしましては、これら元島民の要望の中で実施可能なものがあれば一つでも実施していただきたいということでございます。 二点目は、北方基金の運用益の目減り分に対する補てん措置についてであります。
元島民からは、元島民の残置財産や旧漁業権に対する補償や北方領土問題対策協会による低利融資の融資対象の範囲の拡大、あるいは、四島における不動産等の登記手続が現在認められておらないということや、千島歯舞諸島居住者連盟など元島民団体への助成の拡充など、さまざまな要望が出されました。
共同宣言以来十七年、日ソ間の関係改善となる平和条約の締結に、ただ一つ残されている領土問題の解決が、この秋首相訪ソによって最高首脳会談が公式に行なわれる重要なこの時点にあたって、国政のきわめて御多端な特別委員の先生方におかれましては、私どもつたない島民団体の意見をお聞き取りくださいますことを、私はもとより、千島連盟としてまことに光栄に存ずるわけでございます。深く感謝申し上げます。
先ほど申し上げた島民団体、現地の者としては、四島の返還を要求という意見を申し上げましたが、私ども、法理論については不明なものでありますけれども、私は、いわゆる放棄した正文の「クーリール・アイランズ」と「千島列島」というものは同質のものでないように考えるわけであります。私ども教わった当時は、やはり全千島ということは地域的総称であって、これには国後、択捉も含むかもしれません。
○梅原参考人 ただいま御指定をいただきました、私は北方地域ただ一つの島民団体でございます千島・歯舞諸島居住者連盟の常務理事で、終戦当時の色丹の村長でございました梅原衛でございます。私の在任中に失った島でございますので、あのような状態になっておることにつきましては深く自責の念にかられておるわけでございます。
私ども島民団体の究極の目的は島に帰ることにあるわけでございまして、その間におけるお互い島民の生活の安定、それらの二つを柱にして活動しておるわけでございます。北方問題がきわめて低調である、こういうことを言われます。